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ミッションマネージメント
『ミッションマネジメントの理論と実践−経営理念の実現に向けて−』中央経済社

さらに詳細を、お知りになりたい方は、拙著(2006)『ミッションマネジメントの理論と実践−経営理念の実現に向けて』中央経済社をお読みくだされば幸いです。
  ミッションマネジメント タイトル

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取材こぼれ話〜中間管理職編


接点が見つかるだけで話がはずむ

取材をする際、心がけていることがいくつかあります。その1つに、いかに心を開いていただくかということがあります。

ただ、心がけるといっても、時間の制約のあるなかで、一種の緊張感を伴いながら、取材は進みますので、すぐさま打ち解けるという感じにはなりません。

ところが、一瞬にして打ち解けるときがあります。それは、出身地や出身校などが同じだということがわかったとき。

「僕、もともとは〇〇(地名)に住んでまして」「えっ、私の実家、〇〇なんです」「え〜、〇〇のどこ?」「おけいはんです(関西にのみ流れている京阪電鉄のCMです)」「あっ、そこなら車で10分ほどですよ」

と盛り上がる、盛り上がる。一気にローカルな話題が炸裂して、「いやぁ、世の中、狭いですよね」

こうなると、その後の話の展開がグッと変わります。人って、こんなささやかなことで、気持ちが近づくものなんですよね。

だけど、こんなふうにも思います。それは取材を受けてくださる方は、そもそもどこかに接点のある方が多い、だから取材を受けてくださったのかもしれないと。

人の出会いは不思議なもので、袖触れ合うも他生の縁、そんな目に見えない何かに導かれて、コトが進んでいくのかもしれません。

そう思うと、打ち解けることはカンタンなはずなんです。接点があれば、もちろん助かりますが、そうでなくても、「お時間をおとりいただいて申し訳ない」ではなく「有難い」と思って臨む。それだけで、相手の心は開かれていくような気がします。

自分が経験できないことを、聴かせていただく。それは私にとって、いくつもの人生を生きたような気分にさせていただける、宝物です。

 


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 取材こぼれ話〜中間管理職編

1.
生身の人間像に接近
2.
困難を乗り越えたときに見えてくるものがある
3.
日々の言動が英雄を作る〜部下は見ている
4.
「サインしてください」に調子づく
5.
接点が見つかるだけで話がはずむ
   

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