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雅子ゼミ
 雅子ゼミのご紹介
  私の指導は体育会系のようだといわれます。そうです!私は講義のときは優しいんですが、ゼミになるとかなり厳しくなります。講義で騙されて、ゼミをとった皆さん、覚悟をしましょう。
大教室ではできないことをするのがゼミ、と私は考えています。

雅子ゼミ

 雅子ゼミのミッション
  @ 切磋琢磨しあう面白さを知ろう
    自分の意見をもち、それを臆せずに話してください。と、同時に、人の意見はどんな意見であっても、気持ちよく耳を傾けてください。「こんなことを言ったら、バカにされるかも」と考えているうちに、言いたいことが言えなかったという学生がいますが、大教室でプレゼンをするわけではありません。限られた人数の中で白熱した議論を行うためには、違いから新しい何かを生み出していく姿勢が求められます。話す勇気と聴く態度、これが要になることを忘れないでください。

雅子ゼミの風景

  A経験して気づく不思議を体験しよう
    ゼミをとおして多くの体験をしてくれることを望んでいます。そのため、直接、ゼミとは関係のないようなことを、皆さんに依頼することがあると思います。たとえば、私の講義のなかで就職内定者に話をしてもらう、講義にお呼びしたゲストスピーカーの対応を任せ、懇親会まで計画をしてもらうなどです。また、フィールドリサーチを行うことも推奨しています。
人は経験して、気づくこと、成長することが多くありますからね。主体的に行動をする機会を極力提供していきますので、積極的に手を挙げてください。

雅子ゼミの風景

  Bつながっている喜びを実感しよう
    卒論を書くのは自分自身ですが、仲間のアドバイスや支えがあったからこそ、がんばれたという、思いやりを育めるようなゼミ運営を目指しています。足の引っ張り合いではなく、支えあう喜び。そういうものを体感し、それを就職後も生かしてほしいと願っています。
だから!雅子ゼミでは、学生のマイカップを研究室に置き、いつでもお茶しながら語り合える居場所を提供しています。また、飲み会が多いのも特徴。横のつながりだけでなく、縦のつながりも大切にし、歴々の先輩達も交えた飲み会を、毎年開催しています。よく学び、よく語り、よく飲みましょう!

楽しい雅子ゼミ

  これらをとおして、「質の高さを追い続ける姿勢」を養っていきたいと思っています。ゼミ生諸君、愚直であれ!

 雅子ゼミ御用達!論文のツボ
  基本的なことは、ゼミのなかで随時説明をしていますので、要点だけを記します。
  @論文を書く前に、まず考えること
  以下の3点を十分に考えてください。
    1 問題意識・・・・何が問題、疑問なのか。
2 研究の目的・・・何を、どのような方法で、明らかにしたいのか。
3 分析と考察・・・調査結果から何がわかったのか。そこから何が提案できるのか。

  Aフィールドリサーチでの心がけ
    雅子ゼミでは、組織に出向いて調査を行う「フィールドリサーチ」を、可能な限りすすめています。それは「現場に通うことが経営学には求められる」と私自身が思っているからですが、それだけにとどまらず、その経験が、学生にとり、今後何かの役に立ってくれると信じているからです。調査に出向く際は、以下のことを心がけましょう。
    インタビューイに対して、「時間をとっていただいて、本当に嬉しい、ありがたい」という気持ちをもつこと。 「時間をとらせてしまって申し訳ない」とは思わないこと。一見、この二つは同じように感じるかもしれませんが、後者の気持ちで行くと、聞きたいことが十分に聞けない危険をはらんでいます。逆に前者の気持ちをもっていると、本来聞けない話まで聞けてしまうかもしれません。インタビュアーの「感謝の気持ち」と「聴く態度」が、相手の心を開かせるような気がします。そして、時間をおとりくださった「気持ちを裏切らない」、その想いをもって論文執筆に取り組んでください。
    素直に正しく聴くこと
ほしい答えがあると、そちらに話をひっぱるような質問をしたり、先入観をもって聴きがちですが、モデルや仮説が正しいとは限りません。相手が話したそのままを正しく聴きましょう。
    インタビューさせていただく企業や人物、その周辺について研究をしてから行く
これは言うまでもなく、あたりまえのことです。

  B論文の要は「分析と考察」
    このようにして行った調査の「分析と考察」は、論文でも要となる大切なところです。「分析と考察」は主に以下のような項目について、検討をされる必要があります。
    結果の要約
    モデルや仮説の吟味
    先行研究と結果の比較
    4 結論
    5 残された課題と今後の展望
    特にポイントは2〜4。調査から何がわかったのか、どのような発見があったのかということを、仮説や先行研究と比較しながら論じるようにします。何も発見がなかったとしても、それも一つの確認事実です。新しいものを求めすぎて、捏造をすることがないようにしてください。そして、仮説や質問項目を省みながら論文を書き進めてください。


C論文執筆で注意してほしいこと
    著作物はなんでもそうですが、読み手のために書いていることを忘れてはいけません。つまり、素人が読んでも、興味のない人が読んでも、何を研究したのかがわかるような書き方をすることです。無理難解な言葉や表現を使うことが、賢い論文だとは思いません。筋の通った、わかりやすく、明快な文章を心がけてください。

   雅子ゼミ風景

  雅子ゼミを希望する3回生諸君へ
  以下の要素が自分にあるか、もしくは心がけることができるかを考えたうえで、アプライしてください。
@少々厳しく指導されても、自分のためになるととらえ、努力し続けることができる。
A議論することが好きだ。
Bお酒を飲んでも飲まなくても、楽しく飲み会に参加できる。
C酔っ払った私を改札口まで送り届けることが、苦にならない(笑)。

  2009年度ゼミ生 卒論テーマ一覧
  経営者の本質−松下・本田・稲盛の比較−
カルビーポテトチップスの強み
ユニクロ成功の軌跡
景気に左右されない戦略とは−コカコーラとマクドナルドの事例−
カルピスの魅力その光と影
PB商品の今後の展望
アルバイターのモチベーションアップに向けた提案−ハーズバーグをもとにした実態調査
人生での仕事の位置づけ
羽衣国際大学の学生が企業に求める要素


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