なんだか好きになれない人っていますね。
性格がひねくれているとか、仕事への責任感がないとか、なによ、この人って思うことってありますね。
でも、その人の「イヤさ」のおかげで、自分のもっている「よさ」が目立っていると考えると、どうですか?
世の中の人が皆、聖人君子のように気高い性格で、偉人伝記で読んだように能力が高ければ、自分のよさなんて、ゼンゼン目立ちません。何をしても追い付けない。それ、ツラいですよ。
その点、イヤな人は、自分に何の努力も強いず、自分のよさを浮き上がらせてくれる。
「筆談ホステス」で有名になった女性が言っていました。「難が有るのは有難い」と。
自分の短所は人を光らせ、人の短所は自分を照らしてくれる。とすれば、卑下することもなければ、憤ることもない。
結局、難が有るから有難いということに気づいた人が、一番有難いんですね。
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