がんばっているのに成果が出ない。はぁ、もう、バカバカしい。そんな気持ちに陥ったことは誰にもあるでしょう。
それに追い打ちをかけるかのように、ス〜と成果を出している人や、さして成果を出しているとは思えないのに、なぜか評価をされている人を目の当たりにすると、バカバカしさはピークに達して、すっかりやる気がなくなることも。
でも、その経験はいつか報われますよ。
渦中にいる間は、そう思えないけれど、耐えたり、努力したり、涙するなかで、人は大切な心のあり方を学んでいるはずなんです。
ただ、そんなとき、一番自分をつらくさせているものは、成果が出ないことでも、スイスイいく他人でもなく、自分のもっている「重い気持ち」だと思うんです。
私ね、たまに、こういう考え方をするんです。今からあと何十年生きられるんだろうって。そのうち3分の1の時間は寝て過ごしている。とすれば、正味は限られている。えっ、それだけしかないの?
少しガクゼンときませんか?そう思うと、バカバカしいのは、うつうつしている自分のこの考え方なんだって、はっとするんです。
気楽に、息をふぅと吐いて、静かに自分に問いかけてみてください。自分への問いかけって、とりもなおさず、自分の良心と向き合うことですからね。
良心と向き合えれば、心は落ち着きます。なんとなく癒されたり、見えるものがあったり、今が肯定できたり。
そうこうしているうちに、あの時間があったからこそ、今ここにいるんだと思える日が、来るはずなんです。
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