シェイクスピアの戯曲の名セリフに「人生は舞台、人は皆役者」というのがありますね。
イヤなことがあると、私はその言葉を思い出します。
カーテンコールも終わり、幕が下りる。そして「どうだった?僕?」「あっ、すっごい、憎らしかった」「私は?いい人だった?」「ビックリするくらい、いい人だったよ」「あら、あなただって、美人に見えたわよ」
うまく演じられたね。「おつかれ〜」。
そんなふうに、人生の幕が下りたとき、互いに笑いあって、拍手をしているとしたならば…。
怒ることもなければ、悔しがることもない。咎めることもなければ、奢ることもない。
憎らしい人も、嫌いな人も、イヤなところのある自分も。みんなそれは役回り。それぞれが、それぞれを引き立てる役回り。
なぁんだ、って気分になりますね。そう、きっと、この人生もその程度のもの。
だけど、同じ演じるなら、私は幸せで楽しい、とびっきり美しい(*^。^*)、人の心に灯りをともす役柄を演じたい。もちろん、主人公でね!
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