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ほろ酔いだっこ2003

 
 貯金できない者の人生論

私のマンションの1階には、銀行のコンサルティングオフィスが入っています。私も顧客の一人ですが、担当の方は私と同年代、独身の女性です。

なにかこう、同病相哀れむといった感情がお互いに流れているような…(-_-;)。お盆のとき、担当の方から「お盆でも出社してますから、降りてこられませんか?」とお電話があり、エレベーターでスススと1階へ。

すると、とりあえず95歳まで生きるとして、これからどれだけ貯金をすればいいのか試算してくださいました…。

その結果、よほど頑張って貯金しないと、とてもじゃないけれど、豊かな老後は過ごせないことが判明したのですっ!!

それから私は、スゴスゴと帰り、計画を立てました。いかに貯金をするか!!

お給料から天引きされている積立を増やそうかなぁ、いや、貯蓄型保険に入ろうか、いや、いざというとき手元にお金がないのも不安だし、あっ、デイトレーダーになって、株の売買しようかな、いや、でもそれすると本業がおろそかになるし…。あれこれ考えているうちに、すっかり疲れてきました。

そして、行き着いたのは、「なるようになる」という発想。

キリギリスのようになってしまうのは、決していいとは思いませんが、貯金が趣味で干上がったような人を見ると、今を生きているようにも思えないんですよね。それ、楽しいのかなぁって。

お金は使うべきところでは、ちゃんと使い、贅沢をすることも必要。もっといえば、人のために使うことこそ大切。

でないと循環しないし、磨かれない。そうして旬をキラキラ生きていれば、きっとその先には、またキラキラしたことが待っているはずというのが、毎回、私の行き着く先なんです。

私のような者は上得意にはなれませんね。ほんと、なんのために試算してくださったのか、申し訳ありません…。




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