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ほろ酔いだっこ2003

 
 『今すぐ言葉を変えましょう』に学ぶこと

話題の本『今すぐ言葉を変えましょう』、ようやく読みました。

プラス志向の言葉を使い、自己イメージを高めましょう。書かれている基本的な内容は、既存の本と一見変わりはありません。

でも、説得されます。だって、アメックス時代のサエない営業パーソンだった経験が、恥ずかしげもなく語られ、もう後がない!それで行き着いた「言葉を変える」という方法。それをどんな場面でいかに遣ったかが、体系的に書かれているからです。その結果、2年連続20億という売り上げ記録を達成したという事実が、さらに迫力となって迫ります。

だけど、私がこの本を読んで、一番心が動いたのは、体系的記述でもノウハウでもありません。この一節です。

(著者は)かなりの自己投資をして営業のスキルを身につけ、MBAの知識も習得しています。1人で海外出張に出かけたり、女性3人で南インドを1カ月半旅行するなど度胸だって人並みにあったわけです。
それなのに、どうして「自分にふさわしい」セルフイメージを持っていなかったのでしょうか。答えは簡単です。一言でいうと、「自分の未来を信じていなかった」からです。

「自分の未来を信じる」

でも、今のことで、いっぱいいっぱいなのに、未来なんてとても信じられないときってありますよね。そんなときどうすればいいのでしょう?著者は「これでいいのだと言ってみる」と表現されています。

以前の私は、そんなこと言えませんでした。だから、言い聞かせてきました。「ここで終わるようにはできていない、ゼッタイ、ゼッタイ、ここで終わるわけがない!」と。

だけど、今はちがいます。「ここで終わってもいい」そう思うようになりました。不思議なことですが、そう思えるようになってからのほうが、未来が見えるようになりました。

未来が見えないのは、今を信じていないからでしょう。たしかに「これでいい」のです。

愛情をもって育ててくれた両親、手を差し伸べてくれた優しい人たちのことを思い起こせば、ふぅと緩みます。とらわれない心は、未来への力を与えてくれるはず。「何をするか」以上に「心がどうあるか」、その重要性に気づかせてくれる一節です。




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