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悲しそうな顔では負ける |
私は人相見です。人の顔を見るといろんなことがわかります。それでテレビで闘っている人たちの顔をじっと見つめました。すると、その勝負が自然とわかるのです。(中略)ここで、その勝敗を見分けるコツを教えましょう。勝負が始まったら、じっと両方の顔を見るのです。よく見ていると、負けるほうは必ず悲しそうな顔をするものです。それは、ほんの一瞬のこと。フッと悲しそうな顔をするのです。(中略)これはK-1だけではありません。就職試験でも、どんな試験でも、自分が負けたり、落っこちてしまったりする人は、きっと試験官の前でフッと悲しそうな顔をしているのです。それが負けてしまう原因です。
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斎藤一人(2007)『普通はつらいよ』マキノ出版 |
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