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 言葉のチカラ

言葉を紡ぐということ

五・七・五の合計十七文字で表現される世界最短の文学、俳句。俳人の黛まどか氏に、俳句を教わる機会がありました。
「俳句の有季・定型・十七文字という縛りは、世界一きつい。そのなかでは『言いおおせない』という前提に立って、五七五の後の余白や余韻を楽しむものだと、考えてください。言葉を紡ぐということは、すなわち、余白を紡ぐことなのです」
その日、私が初めて作った俳句(らしきもの)は、恥ずかしながら、まさに十七文字という縛りと戦いながら『言い尽くす』ことを目指したものでした。


リクルートHCソリューショングループ編(2007)『感じるマネジメント』英治出版


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